第4幕
- 湖のほとりで白鳥の娘達がオデットの帰りを待ちわびていました。
そこへ絶望したオデットがもどり王子の心変わりを告げたのです。
白鳥達は、悲しい運命を思い打ちひしがれて踊ります。
そこに駆けつけた王子は、自分の過ちをあやまり、再び愛を誓うのです。
オデットは王子を許し、二人はつかの間の喜びをかわすのですが、
それを見たロットバルトは二人を引き裂こうとします。
進退きわまった二人は湖に身を投げてしまうのです。
二人の真実の愛を目の当たりにした白鳥達は、
ロットバルトに猛然とたち向い、ついに死に追いやります。
そして、オデットと王子は永遠の愛の世界で硬く結ばれたのでした。- ~フィナーレ~
- 撮影:テス大阪